関塾タイムス
自然災害から身を守ろう

気象庁ってどんなところ?

大気の状態や、風雨や雷などの大気中の現象を気象といいます。その気象に関する様々な情報を、私たちに伝えてくれるのが気象庁(気象台)です。例えば、ちょうど今の時期、つまり夏から秋にかけて発生する台風について、その規模や接近状況、進路予想を知ることができるのは、気象庁が24時間体制で観測と監視を続けているおかげです。悪天候がもたらす影響を想定して出される気象庁の注意報や警報、特別警報は、私たちの命を守る大変重要な役割を担っています。
 気象庁で働く職員は約5200人。そのうち東京にある本庁には約1200人が所属しています。その他、各地の気象台や空港などに常駐している職員もいて、気象状況を見守っています。気象だけでなく、地震や津波、火山を監視するのも重要な仕事です。
 気象庁で仕事をするためには、国家公務員採用試験(総合職・一般職)に合格して気象庁の採用面接を受けて採用されるか、気象大学校への入学後4年間の修学を経て気象庁の現場に配属される必要があります。また、民間の気象会社(特別に天気予報の許可を受けた会社)で天気予報を行うためには、気象予報士の資格が必要です。
 さて、悪天候から身を守るために、ふだんから私たちが気をつけなければならないこととは、何でしょうか? 気象庁の阿見さんと深畑さんに、お話を伺いました!

江戸時代のエコ活動

再生紙は江戸時代の常識だった!

使った紙は捨てずに再利用

紙のリサイクルは、私たちの暮らしの中にだいぶ浸透してきました。日本の古紙利用率は63・9%(2013年・経済産業省「紙・パルプ統計」)で、世界でもトップクラスであると言われています。その一方で、日常生活の中で使い捨ててしまう紙製品はまだまだ多い印象です。
江戸時代のエコ活動
 江戸時代の紙は、コウゾやガンピ、ミツマタなどの植物の靭皮(樹木の外皮のすぐ内側にある甘皮)を原料としている和紙です。私たちがふだん使っている化学薬品や様々な添加物を混ぜて作った洋紙(酸性紙)とは異なり、大変質がいいという特長があります。洋紙は百年程度で劣化してしまいますが、和紙は数百年経ってもほとんど変質しないほど丈夫なのです。化学薬品が原因で紙の繊維を傷めてしまうこともありません。ですから、紙を漉き直して何度も再利用することができました。また、紙縒り(紙をひねって紐状にしたもの)や襖の下張り(襖の表紙が波打ったりしないようにするための下地)、包み紙などにも回されました。使い終わった紙は「紙くず買い」という職業の人が買い取り、紙を漉き直す業者「古紙問屋」に売るというシステムが出来上がっていたそうです。
 このようにしてリサイクルを繰り返し、「これ以上は漉き直しができない」というほど使い込まれた紙は、本の裏打ちに使う厚紙(表紙を丈夫にするボール紙のような役目)や落とし紙(トイレットペーパー)などになりました。一度だけでなく、繰り返しリサイクルするのが、江戸の紙利用術だったのですね。

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