志望校合格の決定打は、過去問題の攻略にあります。まちがえた問題を繰り返し解く、または本番と同じ時間配分で解いてみることで、その学校の出題パターンがわかるようになったり、どのような力を持った生徒を集めたいと思っているかを何となくつかめるようになったりします。また、学校によっては本番前に「プレテスト(プレ入試)」を行っている場合もありますので、積極的に参加しましょう!
なぜ過去問題が重要なのか
毎年『関塾タイムス』7月号では、先輩塾生たちの合格体験記を特集しています。見事合格を勝ち得た皆さんがそろって口にするのは、「志望校の過去問題を繰り返し解くことで、出題の傾向がわかった」というアドバイス。なぜ、過去問題を繰り返し解くことが合格につながるのでしょう?
学校は、入学試験(入試)を通して、受験生にどのような力が備わっているかを見ています。具体的には、長文読解力、計算力、表やグラフから適切に情報を抜き出す力、時事に関心があるかどうか、また、課題に対して自分の考えを論理的に述べる力などです。それは、そのまま“学校が求める入学者像”につながります。つまり、過去問題を分析することで、志望校が入学してほしいのはどういった力を持っている人物なのかを把握できるのです。2016年に本番を控えている皆さんは、本番ギリギリまで過去問題を見直すようにしましょう。そして、来年の7月号では、ぜひ合格体験記をお寄せくださいね!
プレテスト・プレ入試
大阪府や兵庫県の私立中学校・高等学校を中心に、プレテスト(もしくはプレ入試)が行われています。入試本番と同じ会場で、同じ制限時間で実施されるテストです。当然、その学校を目指しているライバルたちが参加します。そのほぼ全員が、本番でのライバルとなるでしょう。そして何より、プレテストの問題を作成するのは、入試問題の作成を担当する先生です。このことからも、受験生にとっていかに重要な機会であるかがわかります。
また、プレテスト後には解説授業が行われ、各科目の成績や平均点を知ることができ、先生からのコメントがもらえる学校もあります(解答を郵送する場合もあります)。プレテストは、関東の一部の学校でも実施しているので、入学希望者は積極的に参加してください。志望校のホームページでは、入試の項目をしっかりとチェックしましょう!
次のページから、例題を見ながら“出題者の意図を確かめる”練習をしてみましょう。
続きは教育情報誌 関塾TIMESを見てね!いっぱいあるよ!
いよいよ高校受験の本番がやって来ます。追い込みの最中は疲労も増し、ふとしたことで集中力も途絶えがちになります。そんな本番直前の時期だからこそ、息抜きもかねて基本のおさらいをするのもおすすめです。
今回は、中学英文法の基本・ポイントを手早く復習できるように、まとめてみました。切り取って持ち歩いてもOKです!
主語が「~される」「~されている」となる文章が受け身(受動態)です。
基本形は 主語+be動詞+過去分詞
行為者を示す場合は、後ろにby+人を置きます。
(例) 能動態:Aya wrote this story. あやがこの物語を書いた。
↓
受動態:This story was written by Aya. この物語は、あやによって書かれた。
書きかえ問題は、まず日本語に訳してみましょう。
能動態から受動態の文に書きかえる問題では、まず日本語に訳してみるとまちがえにくくなります。
特に受動態の疑問文「be動詞+主語+過去分詞~?」に書きかえる場合、主語と目的語をしっかりと把握する必要があります。
(例) 疑問文:Did he wash his car? 彼は彼の車を洗いましたか?
これを、目的語であるhis car(彼の車)を主語にした文章にするとします。「彼の車は、彼によって洗われましたか?」と、まずは日本語で書きかえてみます。次に、「彼の車は、彼によって洗われました」という受動態の英文を作ります。
His car was washed by him.
あとは、これを疑問文にすればいいので、
Was his car washed by him?
となります。
手間のかかる作業に思われますが、このパターンの問題が苦手なら慣れるまで繰り返しましょう。
原形過去形過去分詞
be(~だ・です)was,werebeen
become(~になる)becamebecome
break(壊す)brokebroken
come(来る)camecome
do(する)diddone
drink(飲む)drankdrunk
eat(食べる)ateeaten
fall(落ちる)fellfallen
fly(飛ぶ)flewflown
get(得る・着く)got gotten(got)
原形過去形過去分詞
give(与える)gavegiven
go(行く)wentgone
know(知っている)knewknown
see(見る・会う)sawseen
show(見せる)showed shown(showed)
sing(歌う)sangsung
speak(話す)spokespoken
swim(泳ぐ)swamswum
throw(投げる)threwthrown
write(書く)wrotewritten
この一覧の単語に限らず、不規則動詞の変化については必ず把握しておきましょう!
続きは教育情報誌 関塾TIMESを見てね!他にも、いっぱいあるよ!


