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小さな宇宙を探検だ!―幻想的なミクロの世界をのぞいてみよう

小さな世界は宇宙のよう!

 ミジンコにミカヅキモ、それからゾウリムシ。水の中の小さな生き物“ミクロ生物”たちについて、皆さんはどんなことを知っていますか? 実は、この小さな世界については、まだまだわかっていないことが多いのです。そして、様々な姿形をしている彼らは、とても美しくて、独創的です。そのしぐさは愛嬌があり、それぞれに個性もあります。幻想的でユニークな未知の世界は、まるで宇宙のようですね!
 今回は、そんな謎に包まれたミクロ生物について探ってみました。夏休みの自由研究のヒントも隠れているかもしれませんよ!

岩国市のミクロ生物館にやってきました

 ミクロ生物たちの姿をじっくりと観察できる、岩国市ミクロ生物館。顕微鏡をのぞいて、実際に動いている生き物たちを見ることができます。知られざるミクロ生物たちと私たちの関係や、新しくわかったことなど、目からうろこの情報が盛りだくさん! ミクロ生物を採集して観察する体験イベントも人気です。今回は、学術専門員の末友靖隆先生にお話を伺いました!
小さな宇宙を探検だ!―幻想的なミクロの世界をのぞいてみよう

ミクロ生物ってなあに?

ミクロ生物とは
 末友先生「顕微鏡で見ることのできる小さな生き物たちのことを、私たち岩国市ミクロ生物館ではミクロ生物と呼んでいます」
 親しみやすい名前ですね。これとは別に、研究の世界には原生生物というグループがあります。
 末友先生「原生生物に分類されるほとんどが単細胞生物(1個の細胞からできている生物)です。ミジンコはエビやカニの親戚なので原生生物とは呼びませんが、とっても小さな生き物なのでミクロ生物と言えます」
 ミジンコはピョコピョコ泳ぐ姿がかわいいですね。ミジンコのように、かわいらしい動きをするミクロ生物は、まだまだたくさんいるのですよ!
ヒトはキノコの親戚
 地球上には何万種類ものミクロ生物がいます。川や海はもちろん、花瓶や水槽の水、土の中にだっています。
 末友先生「ミクロ生物の中には、乾燥すると種のような殻をつくって固くなり、生き延びる種類もいます。彼らは種の状態でいろいろな場所へ旅をします。ヨーロッパにいるミクロ生物が、偏西風に乗って日本までやって来たりもするそうです」
 渡り鳥の脚にくっついたミクロ生物が、世界中を旅することも珍しくないそうです。小さいけれど大変たくましいですね!
 末友先生「最新の研究では、地球上の生き物たちを遺伝子レベルで見た時、いくつかのグループに分けることができます。ミクロ生物たちも、植物の仲間や海藻の仲間など、様々なグループに分けられるのですよ。ちなみに、ヒトをはじめとする動物たちは、菌類と同じグループにまとめられます」
 私たちヒトは、なんと広い意味ではキノコと親戚関係だったようです!
岩国市ミクロ生物館 学術専門員 博士(理学)  末友靖隆先生
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より深みのある自由研究を目指して

 夏休みの自由研究は、皆さんの好奇心を大きく育ててくれる良い機会です。ふだんから気になっていたこと、好きなことなどを、とことん調べて成果をまとめましょう。
 完成度の高い自由研究を目指すためには、その時々で驚いたこと、感動したこと、調べて納得したことなどが、読んだ人に伝わるよう上手にまとめたいですね。そのためにも準備段階から丁寧な作業が必要です。今回は、他と差をつけるための「自由研究のまとめ方」を紹介します!

[1] テーマを決める・準備をする

研究テーマの決め方

 まずは研究のテーマを決めましょう。テーマ選びのポイントは次の通りです。
①学校の授業を思い出す
 教科書に書かれてあること、授業で習ったことを確かめる研究は面白そうですね。「これは本当のことなのかな?」と疑問に思ったら、研究のチャンスです!
②好きなことを追究する
 長い夏休みは、時間をかけてじっくり作業に取り組めますね。この機会に、好きなことをとことん調べてみるのもいいでしょう。例えば、手先を駆使してみようと思うなら、スケールの大きな工作に取り組んだり、発明に挑戦したりしてもいいですね!
③ヒントは身近な場所に
 家の中、公園、道端など、ふだん何気なく過ごしている場所に、思わぬ不思議が落ちていることも。よーく観察してみましょう。

下調べをし、予測を立てる

 テーマを決めたら下調べをしましょう。学校の図書室やインターネットなどで情報を集めます。そして、疑問に思ったことや、「実際に結果を見てみたいな」「自分でもやってみたいな」と思ったことなどを書き留めていきます。もっと多くの情報を手に入れたい時は、博物館や資料館などに行ってみるといいですよ。
 次に、情報を集めて出て来た疑問や好奇心の中から、実験や観察をして確かめてみたいことを抜き出します。そして、実際はどのような結果になるか予測(仮説)を立てます。そうすれば「何について調べれば、そのことがわかるか」見通すことができます。見通しが立てば、実験や観察の方法を決めることができますね。実験や観察の方法がわからない時は、学校や塾の先生に質問してみましょう。

研究の準備をする

 実験や観察の方法が決まったら、さっそく準備にかかります。
①予定表の作成
 自由研究の提出日をゴールにして、それまでにしなければならないことを決めます。具体的に計画を立てましょう。
②器具や材料の調達
 実験や観察に必要な物を集めます。時には、自分の手で器具を手作りしなければならないかもしれません。顕微鏡などが必要な時は、学校の理科室に問い合わせてみましょう。実験室が利用できる科学館でもいいですね。使用した器具や材料も記録しておきましょう。
③予備実験・観察をする
 場合によっては予備の実験や観察をします。予測(仮説)を確かめる本実験や観察に対して、準備のための実験・観察です。例えば、手作りの実験道具がうまく作動するかなどを確かめます。また、本番の研究対象に取りかかる前に、似たような条件で他の対象を実験・観察することもあります。目的に応じて行いましょう。
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